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映画編集長のおススメ映画コラム
バンド映画
バンドとは
スウィングガールズ スタンダード・エディション [DVD]
 私ごとですが、先週末にライブをやりました。
 もっぱら洋楽のカバーばかりやっているアマチュアバンドで、私はギター担当なんですが、おかげさまで盛況でした。
 そんなわけでいまだに勝手に盛り上がっていますので、今回はバンド映画を紹介したいと思います。
 ところでそもそもバンド映画とは何でしょう。ちょっとだけ板東英二と似ています。あくまでちょっとだけですが。1ミリ弱。
 実のところ、文字通りバンドを題材にした映画のことなのですが、ではバンドとは何だ。
 バンドって、帯とかベルトとかそういうあれですよね。そこから派生して、バンドでぎゅっと締められた状態、つまり団結とか集団とかいう意味があります。難しく言うと「紐帯」ですね。「ちゅうたい」、絆のことです。
 つまり、ロックバンドとかいうときのバンドとは、音楽という同じ意志でもってつながった仲間という意味になります。

バンド映画の仕組み
すべてをあなたに [DVD]
 バンド映画の構成は、だいたいいつも同じ。たいていこんな具合。

(1)趣味が同じもの同士が「バンドやろうぜ」ってことでバンド組む。
 ※「ヘビーなロックで世界を変えようぜ!」とかすごく青いことを言う。
(2)最初はどうしようかと思うくらいへたくそ。
 ※「ストップ、ストップ。こんなんじゃ100万年かかっちまうよ」とか怒る。
(3)みんな頑張る。うまくなる。
 ※めちゃくちゃ上手い奴が加入して空気が変わったりすることも多い。
(4)人気が出てくる。
 ※「おれたちいつまでも一緒だぜ」とか言う。見事に死亡フラグ立つ。
(5)大成功する。プロデビューの話が持ち上がる。もしくはちゃんとプロになる。
 ※「今日のライブは大物プロデューサーが見に来てるんだってさ」とか絶対言う。
(6)ささいなことから仲間割れ。バンド解散。
 ※女をめぐる対立とか、ボーカルだけプロデビューのオファーあるとか。
(7)「でもおれたち輝いてたぜ」てな振り返りをしてエンディング。
 ※いわゆる「負け惜しみ」以外のなにものでもなかったりする。
(8)場合によっては、エンドクレジットで、それぞれのメンバーの「その後」がテロップ語られる。
 ※「ドラムス、チャーリー。家業を継いでだるま職人になる」

 観たことあるでしょ、こういうお話。

定番フォーマットの映画たち
ザ・コミットメンツ [DVD]
 私の好きな映画に「ザ・コミットメンツ(1991)」というのがあります。アイルランドはダブリンの田舎者たちがR&Bバンドを作る話なんですが、これなんか、まんま上に書いたとおり。
 でも、どうしたことか、すごくいいんですね。バンドのメンバーたちがみんな魅力的で。
 なんでも、この映画はプロの役者ではなく、実際にダブリンのアマチュア・ミュージシャンでオーディションをして、それでメンバーを揃えたんだそうです。だから、演奏はほんとに上手い(上の(2)があるから最初は下手に弾いてますが)。
 トム・ハンクスがみずからプロデュース、それに作詞作曲までこなした「すべてをあなたに(1996)」もそんな感じ。リヴ・タイラーが綺麗です。
バックダンサーズ! [DVD]
 邦画では、大ヒットした「スウィングガールズ(2004)」もほぼ同じフォーマットで作られています。あれはちょっと変化球なんで(4)とか(5)のあたりでいきなり幕切れを迎える作りになっていましたが。
 「リンダ リンダ リンダ(2005)」も文化祭に出演するガールズ・バンドの話ですが、これはさらに捻ってあった。
 バンドじゃなくコーラス部だけど、「うた魂♪(2007)」や、ダンサーが主人公の「バックダンサーズ(2006)」も基本構造はあまり変わらない。
 だから、こういうのは1本観ればそれでいいはずなんですが、何本も作られる。マンネリだなあと思うけれど、ついつい観てしまう。観れば観たでそれぞれに違う個性があって、やっぱり面白い。
 ちょうど、同じコード進行から名曲がいくつも作られるのに似ているかもしれません。

ちょっと脱線
雨に唄えば 50周年記念版 スペシャル・エディション [DVD]
 さっき、「1本観ればそれでいい」と書きましたが、この科白が出てくる有名な映画があります。
 「雨に唄えば(1952)」です。これは私がいちばん好きな映画のひとつですが、この中で舞台女優だと虚勢を張る無名の踊り子キャシー(デビー・レイノルズ。「スターウォーズ」のレイア姫キャリー・フィッシャーのお母さん)が売れっ子映画スター、ドン(ジーン・ケリー)に強がって言います。
 "If you've seen one, you've seen'em all"(ひとつ観れば、全部観たのも同然よ)
 要するに映画なんかどれもこれも同じ、舞台には勝てないわよ、という主張です。
三銃士 [DVD] FRT-079
 これだけじゃこの映画の何も語ってないに等しいのですが、大好きな映画なのでそのうちじっくりと。
 "one"と"all"の対比でいうと、もっと有名な科白がこれ。
 "One for all, all for one"(ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために)
 さまざまなところで引用されていますが、原典はフランスの文豪デュマの「三銃士」。そういえば、同じくジーン・ケリー主演作もありましたし、もっと最近では「24」のキーファー・サザーランドが出た作品もありました。
 「三銃士」はまさに団結する意味での「バンド」の物語です。

バンド映画ふたたび
ウォーク・ザ・ライン/君につづく道 [DVD]
 バンド映画はまだまだある。ニセ教師が小学校の生徒たちでバンドを作る「スクール・オブ・ロック(2003)」、修道女になりすましたクラブ・シンガーが聖歌隊を率いる「天使にラブ・ソングを・・・(1992)」、大ヒットした「ドリームガールズ(2006)」、実在のカントリー・シンガー、ジョニー・キャッシュの伝記映画「ウォーク・ザ・ライン/君につづく道(2005)」、どれもこれも名作です。
 とりわけ私が好きなのは、「ブルース・ブラザーズ(1980)」。さきほど書いたレイア姫、キャリー・フィッシャーも出てました。映画の話ってやっぱりどんどんつながっていきますね。
 最後にこの映画から、科白をひとつ。
ブルース・ブラザース コレクターズ・エディション [DVD]
 "We're putting the band back together"
 以前解散したバンド仲間に「もっかいバンドやろうぜ!」と持ちかける科白なんですが、"band"には冒頭に書いたように「団結」の意味がこもっているので、「絆を取り戻そうよ」という呼びかけにもなっているわけです。こういうのは字幕では伝えるのが難しい表現ですね。
 では、またお逢いしましょう。
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