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* もう泣かないよ *タイトルNO.11686
    笹木 05/06(火) 20:52 IP:220.148.245.230 削除依頼
 

 
 
 



「ん?」


 

 

 
これが私に対して


貴方が言った


最後の言葉でした。

 

 
 

NO.1 笹木 05/06(火) 20:58 IP:220.148.245.230 削除依頼
もう会えないって
わかってた。

 
 
 
彼との出会いは
運命ではありませんでした。


私が一番わかります。


凄く好きで
たくさん泣いてきたけど
もう泣かない。


 
 
 

 絶 対 に 泣 か な い
 
 
 
 
 
 
彼との出会いは
そう決めた5年前でした。

 
 
*笹木 夏見
*早川 祐二

NO.2 笹木 05/06(火) 21:05 IP:220.148.245.230 削除依頼
「あんた大丈夫か?」


彼の第一声がこれでした。
私はプライドが糞高く、
彼がノリでそう言った事に気付かず
第一印象が


”こいつと絶対関わりたくない”


でした。
行動、発言が本当にわけわからなくて、
ともかく嫌いでした。

それから1年ぐらい経った頃。
私は一番後ろの席で
隣が誰もいない席になりました。
独り言で


「社会嫌いだ……。。」


って呟いたんです。
そしたら


「社会は楽しいぞ?まだまだこれからだ。」


早川祐二、
彼がいきなり言ってきたんです。
廊下はさんで隣でした。


「つまんないよ−。うち社会嫌い。」

「社会、教えてやろうか…?」


彼はそう言ってきたんです。

NO.3 笹木 05/06(火) 21:13 IP:220.148.245.230 削除依頼
「うん。よろしくb」 ←

「わかんない所ある?」

「鑑真とか誰?」


なーんてよくわからない事があったら
彼に聞いていました。
まあ私は大馬鹿だから社会なんて
縄文時代ぐらいしかわかりませんでした。

でも彼は私と真逆で
凄く頭良くて天才だったんです。


「お前本当に馬鹿だなあ〜」


なんてよく言われたことを
今でも私はよく覚えています。


「鎌倉作った人は誰?」

「足利義満!」

「違うだろ?お前よくここ間違えるなあ〜」


私は鎌倉幕府を誰が作ったかもわからない程
大馬鹿でだめだめだったけど、
彼は見捨てないで授業中教えてくれました。
時々チラチラ見せてくれた笑顔も
今ではもう思い出です。

NO.4 笹木 05/06(火) 21:22 IP:220.148.245.230 削除依頼
2学期になるとすぐ席替えになりました。
彼とは普通に離れました。
でも、その時の私は
彼に対して恋愛感情なんかありませんでした。

全く、
好きな人がいませんでした。


でも彼とは3学期に
また廊下挟んで隣の席になったんです。


「うわっお前かよ〜」

「うわっ早君かよ〜」

「お前の反応うぜ−」

「うぜっ」


私は当時彼の事を早君と呼んでました。
みんなそんな感じで呼んでて
私も気付いたらそう呼んでいました。

こういう言い合いをよくしてました。


「ばーーか」

「さいてい〜!」

「お前に言われかない。」

「頭大丈夫かよ−」

「お前よりはな★」


ちょっと上からみた感じで
彼はよく喋ってました。
廊下はさんで隣だってゆうのに、
”5年前”の私達は凄く仲良く喋ってました。

NO.5 笹木 05/06(火) 21:30 IP:220.148.245.230 削除依頼
そうしてるせいか
”早君と笹木っちは両思い”
という噂がクラス中に一揆に流れました。


「いや、それは絶対無いから!」


精一杯否定しました。
全く好きではない人だったから、
こういう噂が早く流れることを願ってました。

もちろん彼も大否定


「いや、絶対ないから。」


彼が大否定するもんだから
自分もめっちゃ否定してやりました。
というか、
彼が否定すればするほど、
私もめっちゃ否定して、
彼に話しかけられても


「あそ」


みたいな事も一時期言ってました。
でも、
彼はそれでも気にせず、
話しかけてくれました。

私もしだいに
”別にお互い好きじゃないんだから気にしなくていい”
って思い、
流れ的に普通に喋りました。


「ばーーか」

「あんたの方がばーーか」


こんな会話ばっかで。

NO.6 笹木 05/06(火) 21:40 IP:220.148.245.230 削除依頼
気付いたら卒業式でした。
卒業式終わって教室に戻った時、
私は配られた卒業アルバムを見ました。


「うわっうちの顔キモ!!!!!!」


私は大きな声で思わず叫んでしまったんです。
本当にあまりのキモさで
目があるかわからない顔だったんで。
そしたら…


”そんな事ないんじゃん?”


誰かがボソッて言ったんです。
言ったんです。
私の身に覚えのある声なんです。

私はサッと廊下はさんで隣の人を見ました。
そしたらやっぱり、

いつもどおりに
少し顔を上に向けて目を細めてる彼が
いたんです。


聞き間違えじゃなく、
絶対彼だったんです。
私はきっと小6から彼に抱いてた気持ちに
気付かなかったんでしょう。


”嬉しい”


この気持ちはどこから生まれてたんだろう?
いつの間に意識してたんだろう?
なんであんなにあの噂で意地を張ってたんだろう?
いつから彼の事を目で追ってたんだろう?

 

 
 

いつから”好き”という気持ちが生まれたんだろう?


小6の最後の春。
やっと純粋な気持ちに気付きました。

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