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現在進行形!キミと仲良くなりたいんだ!タイトルNO.11965
    ハナコ 06/23(月) 22:53 IP:61.89.160.144 削除依頼

エピソードと呼べるような美しい話でもなければ、
キュンとするような絡みもとくにありません。

ですがいつでも全力投球です。
全力すぎて空回ってます。

それでも良ければお付き合いください。



NO.1 ハナコ 06/23(月) 22:54 IP:61.89.160.144 削除依頼

▼登場人物▼

ハナコ♀(私)
高2、その場の勢いで行動して激しく後悔するタイプ。

チョコ♂(仲良くなりたい人)
高2、説明できるほどよく知らないけど足が速いことだけは確か。

U♂(後ろの席の男の子)
高2、チョコと同じ中学らしい。


NO.2 ハナコ 06/23(月) 22:56 IP:61.89.160.144 削除依頼

高校に入学して数日。

その頃の私は、後ろの席の男の子、U君がずっと欠席してるのが気がかりだった。

ぜんぜん話したことないけど、自分が中学時代不登校だったせいもあって、内心かなり心配していた。


(明日は学校きたらいいなー。クラスに馴染めなくならなかったらいいけど…。
 
 あ、そうだ!明日来たらノート貸してやろう!その時さり気なくお友達になれれば……w)


そんなことを考えながら一日を過ごしていた。


NO.3 ハナコ 06/23(月) 22:58 IP:61.89.160.144 削除依頼

それからしばらく経ったある日。

U君は学校に来た。次の日もその次の日もちゃんと来た。


(学校来れるようになったんだ!よかったー)


とか思いながら、毎朝自分より少し遅くに登校してくるU君の姿を見てはホッとしていた。


…そんなある日、私はU君の後ろで、毎朝彼が教室に入る前に、彼の背中を押している男子生徒の存在に気がついた。

それがチョコだった。

NO.4 ハナコ 06/23(月) 23:06 IP:61.89.160.144 削除依頼

チョコは毎朝毎朝、U君を教室の入り口まで送り届けては自分のクラスに帰っていく。


ある朝U君が登校してきた時に顔を上げると、その後ろに立っていたチョコとばっちり目が合ってしまった。

その時はべつにドキドキするわけでもなく、
むしろ「U君を毎朝送り届けている不思議な人物」という意識でまじまじと顔を見つめた。


初めてちゃんと見たその顔は、キリッとした眉毛にじっ…と射抜くような視線が印象的な、ハッキリとした顔立ち。

しょうゆ顔が好きな私だけど、その目にはちょっとドキッとした。

NO.5 ハナコ 06/23(月) 23:18 IP:61.89.160.144 削除依頼

それからというもの、チョコは朝だけではなく、休み時間にもU君の様子を見に来るようになった。

廊下側に面する席。
その前後に座っている私とU君。

そしてその私とU君の間にある窓から、毎時間上半身を乗り出して登場するチョコ。


10分の短い時間で、チョコがU君と交わす他愛もない会話を背に受けて眠るのが私の日課になっていた。


でもその時はまだ、U君ともあまり話したことがなかったので、
後ろを振り返って二人の会話に乱入する勇気はなかった。

NO.6 ハナコ 06/23(月) 23:27 IP:61.89.160.144 削除依頼

5月に入って部活を始めた私は、夕方、へとへとになりながら駅へと向かっていた。

途中お腹がすいてたまらなくなったので、朝学校で買ったチョコレートを取り出して食べた。

それを食べながら歩いていると、駅前に顔見知りの女子数人と、自転車にまたがる男子生徒の姿を発見した。


よく見ると、それはチョコだった。

NO.7 ハナコ 06/23(月) 23:34 IP:61.89.160.144 削除依頼

教室以外でチョコと遭遇したことがなかった私は、内心かなりドキッとしながらも、
平静を装ってその場にいた女子達に声をかけた。


私「おつかれ〜」

女子「おつかれ〜。部活帰り?」

私「うん」


そこまで話してから、私は自分に向けられている視線に気がついた。


ゆっくりとそちらを見てみると、自転車のハンドルに体重を預けたチョコがじっと私を…

…いや、正しくは私の手の中のチョコレートを見つめていた。

NO.8 ハナコ 06/23(月) 23:46 IP:61.89.160.144 削除依頼

その視線に気づきながらも女子たちとの会話を続行しようとしていた私に、

あろうことかチョコは話しかけてきた。



チョコ「…そのチョコレート美味しい?」



これがチョコの、記念すべき第一声。
そして私の第一声は…


私「……いる?」


だった。

NO.9 ハナコ 06/24(火) 21:47 IP:61.89.166.115 削除依頼

チョコとその場にいた女子たちにチョコレートをあげて、

私は「電車がくるから」と言ってすぐにその場を立ち去った。


でも内心はチョコと初めて話せたのが嬉しくて、少し浮かれていた。


ちなみに“チョコ”というあだ名は、

この時まだ彼の名前を知らなかったので

私が心の中で勝手に命名したw

NO.10 ハナコ 06/24(火) 21:52 IP:61.89.166.115 削除依頼

次の日。

偶然廊下で鉢合わせたチョコに


「チョコレートちょうだい」


と言われて、思わず


「ないわ!」


とつっこんでしまった。

その時初めてチョコの笑った顔を見た。


たぶんこの頃から気になり始めたんだと思う。


それからしばらくは、学校でそのチョコレートを買うたびに

嫌でもチョコのことを連想してしまって

自分でも引くくらいにやけていた。


なので、チョコレートを買うのはしばらく封印した。

NO.11 ハナコ 06/24(火) 22:01 IP:61.89.166.115 削除依頼

そんなこんなで、休み時間にチョコが

私とU君との間にある窓から身を乗り出してするお喋りに

私もたまに参加するようになった。

それがキッカケでU君ともお友達になり、今ではUと呼べる仲にw


そしてだんだん会話を重ねる内に、

私は完全にチョコを意識するようになっていた。


ある朝、思い切って「おはよう!!」と挨拶してみたら

「…髪になんかついてる」と言われ

ガクッとなったりしつつ…orz


それでも仲良くはなってきていた。

NO.12 ハナコ 06/24(火) 22:24 IP:61.89.168.230 削除依頼

でもそんな時、クラスで席替えがあった。

Uは教室の真ん中辺りの席に。

私はなんと、廊下側から一番遠い窓際の席になってしまった。


それから数日間は教室の中まで入ってきてUと喋っていたチョコだけど、

Uもクラスに馴染み始めていたし

チョコが教室にくることは少なくなった。


それからはたまに廊下でチョコを見かけても、

前みたいに「おはよう!!」と気軽に声をかけられなくて、

なんとなく距離があいたまま夏休みを迎えた。

NO.13 ハナコ 06/24(火) 22:30 IP:61.89.168.230 削除依頼

部活をしたり海に行ったりと、たっぷり満喫した夏休みも明け、

あっという間に二学期になった。


しばらくチョコとの接触がなかったせいか、

一学期ほどドキドキすることもなく、少し気持ちも落ち着き始めていた。


けれど一ヶ月後に行われた体育祭で、

落ち着いていた気持ちがまた燃え上がることになろうとは…

この時は思いもしなかった。

NO.14 06/25(水) 17:54 IP:219.108.157.77 削除依頼
チョコくん面白いwww
気になる-

NO.15   06/26(木) 19:38 IP:210.194.13.126 削除依頼
あげ

NO.16 ハナコ 06/26(木) 23:16 IP:61.89.160.174 削除依頼

誰も見ていないだろうと勝手に思ってたので
コメント頂けてびっくりですw

兎さん、NO.15さん
コメント&あげ ありがとうございます^^

NO.17 ハナコ 06/26(木) 23:17 IP:61.89.160.174 削除依頼

夏休み明けの気だるさもだいぶ抜けた9月。

7月顔負けの暑さの中、体育祭が行われた。


運動部に所属してるくせに運動が出来ない私は、

100m走もビリから二番目。


まぁビリじゃなくてよかった(´∀`;)ノ

と自分を慰めつつ、

次の競技「6人7脚」の待機場所へ向かった。

NO.18 ハナコ 06/26(木) 23:24 IP:61.89.160.174 削除依頼

待機場所に到着すると、そこにはもうすでに他のメンバーが集まっていた。

早速配布されたハチマキで足をくくって、少し練習してみる。

…が、うまくいかずに転倒。


みんなで尻餅をつきながら笑っていると、

隣にいた友達が右の方を見ながら「あっ」と声をもらした。


私が「どうしたの?」と聞くと、

友達は「…いっつも教室に来てた子」と言って

視線の先を指差した。


そちらを見てみると、そこには赤いハチマキを巻いたチョコが

私たちと同じように6人7脚の練習をしていた。

NO.19 ハナコ 06/26(木) 23:34 IP:61.89.160.174 削除依頼

急なことに驚いた私は、

友達に「そうだね」と返しながら慌てて目線を外した。


けれどやっぱり気になって、気づかれないようにそっとチョコの方を見てみると

なんとチョコもこちらを向いていてバッチリ目があってしまった。


(ぎゃー!どうしようっ!!)


テンパりながら目線を泳がせていると、

こちらを見ていたチョコが、ニッと目を細めて笑った。


その、意味のわからない笑顔のせいで

すぐ後に始まった6人7脚の間、私は頭が真っ白だった。

NO.20 ハナコ 06/26(木) 23:41 IP:61.89.160.174 削除依頼

けれどそれが良かったのか、今までしてきたどの練習よりも早く走れて、

結果、見事一位に。


なんて皮肉な……とか思いながら、

私は嬉しいやら疲れたやらで、妙に脱力しながら一位の旗の下に座った。


ふと、まだ走っているチームを見てみると

それはチョコのいるチームで、ぐだぐだとつまづきながら走っているかと思えば

バタバタと倒れこむようにゴールしていた。


その姿がすごくおかしくて、私はさっきのドキドキも忘れて思わずふき出してしまった。

なんかチョコがかわいいなぁと思った。

NO.21 ハナコ 06/26(木) 23:58 IP:61.89.160.174 削除依頼

競技が終わり、みんながゾロゾロと退場し始めたとき

一人の男の子がハチマキを回収しにきた。


どこかで見たことあるなぁと思ってよく見てみると、

それはチョコと同じ部活に所属している男の子だった。

確か「ルイ」とか呼ばれてたような気がする。


私は硬く結びすぎたハチマキをほどくのに苦戦しながら、

待ってくれているルイ君に話しかけてみた。


私「これ、結んだままでいいんですか?」

ルイ君「あ、はい。そのままでいいですよ」


(なんで同い年なのに敬語なんだろう…)


と、自分も敬語を使ってるくせに思った。

NO.22 ハナコ 06/27(金) 00:19 IP:61.89.160.174 削除依頼

それからはクラスメイトの応援をする暇もなく、

運動部に所属しいているという理由から、競技の片付けや整備に大忙しだった。


やっと一段落した頃にはプログラムも後半戦に突入していて、

クラス対抗リレーが行われているようだった。



慌ててクラスの応援席に戻った私は、その瞬間、

目の前を走り抜けた存在に思わず目を奪われた。



それはアンカーのたすきをかけて走る、チョコの姿だった。

NO.23 ハナコ 06/27(金) 00:22 IP:61.89.160.174 削除依頼

周りからは、「はっえ〜!」という声がもれる。

長い長いトラックを、本当にあっという間に駆け抜けるチョコ。


他のアンカーもみんな足の速い人たちばかりのはずなのに、

そんな人たちを少しも寄せ付けることなく、圧倒的な速さでチョコはゴールした。



時間にすると、ほんの数秒、数十秒の出来事だった。

だけど私の目には、自分の目の前を走り抜けていったチョコの横顔が

いつまで経っても焼きついて離れなかった。

NO.24 麻美 06/27(金) 20:28 IP:210.194.13.126 削除依頼
密かに見てました。 [壁]_・) ←ぇ

続きが見たいぃ><

NEXT!!!!!!!!!!!

NO.25 ハナコ 06/27(金) 21:34 IP:220.11.78.99 削除依頼

麻美さん、ネクストありがとうございます^^


おばあちゃん宅からなのでIP違いますが
お気になさらないで下さい(○´ー`)ノ

NO.26 ハナコ 06/27(金) 21:36 IP:220.11.78.99 削除依頼

クラス対抗リレーが終わった後も、しばらく私はぼーっとしていた。



教室でUと喋っているチョコの姿。

初めて廊下で見た、その笑顔。


色んなチョコを思い出したけど、

今さっき自分の目の前を駆け抜けていったチョコは

今まで見てきたどのチョコとも違って、キラキラしていた。


私はそんな、初めて見るチョコの一面に圧倒されて、

そして…

また胸が熱くなってしまった。

NO.27 ハナコ 06/27(金) 21:37 IP:220.11.78.99 削除依頼

そんな、再び気持ちが燃え上がった体育祭も無事に終わり、

本当の意味での中だるみの二学期が始まった。


毎日長い授業に耐えながらなんとか過ごしていたけれど、

テスト前になると、一旦席順が元に戻されて

私はまた、廊下側でUと前後の席になった。


だけど以前のようにチョコが窓から身を乗り出して現れることはなくて、

私はいつも窓を開け放しては、チョコがまたやって来るのを期待しながら、

毎日ぼーっと廊下を見て過ごしていた。

NO.28 ハナコ 06/27(金) 21:45 IP:220.11.78.99 削除依頼

そんなある日。


部活が終わって友達とジュースを飲みながら話してると、

全然知らない男の子に突然後ろから声をかけられた。



私「なに?」

男の子「あのさ、ルイって知ってる?」



その男の子は携帯を片手に持ちながら言った。

よく見ると、肩からかけてあるスポーツバッグがチョコの部活と同じものだ。


「ルイ」という名前を聞いて、私の脳裏には体育祭でハチマキを回収しに来た

男の子の顔が浮かんだけど、本当にあの子がルイ君だという自信もなかったので

う〜ん…と首を傾げてみせた。

NO.29 ハナコ 06/27(金) 21:54 IP:220.11.78.99 削除依頼

するとその男の子は、


「ルイが花川(私の苗字)さんとメールしたいんだって」


と言い、赤外線を催促するように携帯を突き出してきた。


私は急なことに戸惑いつつも、男の子の勢いに押されて

結局ルイ君のアドレスを受信することになってしまった。


そしてルイ君のアドレスが私に送信されたことを確認すると、

男の子は「あいつ恥ずかしがりだから、送ってあげて!」と言い残し

自転車でかろやかに去っていった…orz

NO.30 アンリ 09/01(月) 14:48 IP:59.136.109.179 削除依頼
1日で読みました!
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