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   改! 先生だけずっと   タイトルNO.12747
    yuki 12/13(土) 11:37 IP:59.134.203.125 削除依頼

訳あって立て直しました。


応援してくださっていた方

本当にごめんなさい(;_;)



塾の先生に片思いして、

気づいたらもう一年と

ちょっとが経っていました。


文才のカケラもない私ですが、

最後まで頑張るので

よろしくお願いします!



雪穂(15) / 圭介(21)

NO.1 yuki 12/13(土) 11:49 IP:59.134.203.125 削除依頼

先生と私の出会いは、

一昨年の夏休み前の事です。



まだ中学一年生だった

二年前の私は、

その日もいつも通り

小学校の頃から通っている

塾へ向かいました。



いつものドアを開けて

教室に入ると、

そこには見慣れない

若い男の人の姿が(¨)



私が『誰だ、この人』と

がん味していると、

それに気づいた男の人が私に

にっこり「こんにちは」と

声をかけてきました。



この人が今の私の大好きな人、

圭ちゃんだったのです(・∀・)

この時まだ19歳!



極度に人見知りな私は、

びっくりしてモゴモゴしながら

挨拶を返した覚えがあります(笑)



後から塾長に、


「今日から先生として

働く新しい先生だ。

名前、圭介だから

圭ちゃんって呼んで

やってください」


と、軽〜く紹介を受けました。



これが私と圭ちゃんの

あっさりしすぎた

初対面のときでした!

NO.2 yuki 12/13(土) 12:01 IP:59.134.203.125 削除依頼

圭ちゃんの第一印象は、

『いまどきの大学生』


特に強く印象に残ったりは

無かったです(・∀・)笑



しかも、圭ちゃんは入ってから

すぐにはまだ生徒の授業を

受け持つことが出来なかったので、


その出会いの日以来、

しばらく塾で会うことや

もちろん話したりする

直接的な機会も私には

全くありませんでした。



まぁ特に気にもしないで、

それからすぐに私は

中学校生活初の夏休みを

迎えました!



「夏休みだ〜遊び放題!」

なんて浮かれている間もなく

すぐに塾の夏期講習が

スタート(´;ω;`)



この夏期講習で、

私は久しぶりに圭ちゃんと

顔を合わせました。



下っ端として、

教室の後ろで熱心に授業を

見学する新人の圭ちゃん。



圭ちゃんは、顔もスタイルも

良いお洒落さんなので、

そういう一生懸命なところを

見かけると「格好良い〜」

なんて思ってました(´∀`)



でも、最初の頃は若干

話しかけづらい雰囲気が

圭ちゃんにはあって。


この夏の間も大して

圭ちゃんと距離を縮めることは

出来なかったんです(´・ω・`)



あっという間に夏休みも明け、

二学期が始まりました。

NO.3 yuki 12/13(土) 12:07 IP:59.134.203.125 削除依頼

この二学期から、めでたく

先生として圭ちゃんが

私たちの授業を担当を

することが決まったんです。



私と圭ちゃんはここからどんどん

仲良くなっていきました(*´∀`*)



この頃はまだ、圭ちゃんに

対して恋愛感情は全くで、

楽しい先生くらいにしか

見てなかったです。



そんな感じで、気づけば

二年生に上がっていた私。



本当に振り返ってみても、

中学校生活が過ぎていくのは

早いものですね(´・ω・`)しみじみ

NO.4 yuki 12/13(土) 16:23 IP:59.134.203.125 削除依頼

中2に上がってからも、

圭ちゃんは私たちの学年の

担当を頑張っていました。



ちょうど夏休み前くらいの頃、

塾内はある一つの話題で

持ち切り状態になりました。



それは、圭ちゃんには

ラブラブの彼女さんが

いるというもの(¨)



生徒からも先生からも

授業中も空き時間も……


圭ちゃんは周りから

冷やかされっぱなし(´∀`)



私も「先生やるね〜!」なんて

親父のように冷やかしていた

その一人です(笑)



「も〜その話題は良いから!」

とか言いつつも、照れ笑いを

浮かべた圭ちゃんは

すごく幸せそうでした(´・ω・`)



そんな圭ちゃんを見ていたら、

少し寂しくなっていた自分がいて。



それが何でだかも分からない内に

季節は二度目の夏休みに突入!



夏休み、これが私の

長い片思いの始まりでした。

NO.5 yuki 12/13(土) 16:26 IP:59.134.203.125 削除依頼

塾にとって、夏休みはもちろん

夏期講習がメインだと思いますが、


私の塾は少し変わっていて、

もう一つ大きなイベントが

夏休みに開催されるんです。



それは…… キャンプ !



校外学習の一環として、

私の塾は毎年小中学生の希望者と、

塾の先生全員でキャンプに行くんです。



あ、でも中3以上は勉強が

あるため参加不可なので、

このキャンプに

参加できるのは中2まで。



私は、それまでこの

キャンプに参加した事が

なかったのですが、


友達も行くみたいだし

何より最後の機会なので、

中2では参加することを

決めていました(*´ω`*)



8月の最初くらいに行くことが

決まっていたので、それまでは

夏期講習中も友達や先生と

キャンプの話題でワイワイ♪



もちろん、このキャンプには

圭ちゃんも参加な訳で。



実は、ちょっと圭ちゃんの

ことを気になりだしたのが

夏期講習が始まってからで、



圭ちゃんと一緒にどこかへ

行けるってことにも

ドキドキ + ワクワク

していました(´ω`)

NO.6 yuki 12/13(土) 16:29 IP:59.134.203.125 削除依頼

実は圭ちゃん、このキャンプで

彼女との全てを明かすことを

生徒や先生から事前にガッチリ

約束させられていて(笑)



キャンプまでの間は、

誰かが彼女さんとの詳細を

聞き出そうとしても

「キャンプで」と何も

教えてくれないでいました。



そして7月も過ぎ、

すぐに8月がやってきて

あっという間にキャンプ当日!



行き先は自然豊かな

山沿いのキャンプ場です。

交通手段はバス(^ω^)



早朝に塾の前で待ち合わせて

参加メンバーでバスに乗り込み、


二泊三日のキャンプは

幕を開けました!



行きのバスの中で知った

アンラッキーな情報が一つ。



実はこのキャンプには、

圭ちゃんを熱狂的に愛する

女の子がもう一人

参加していたのです(´・ω・`)



まぁ、この時はまだ

その子ほど圭ちゃんの

こと大好きだった訳じゃ

なかったんですが、


初日のバスから早々

ズーンとしてしまったことを

よく覚えています(笑)

NO.7 yuki 12/13(土) 16:36 IP:59.134.203.125 削除依頼

何時間かバスが走って、

お昼ごろにようやく

キャンプ場へ到着!



まずは、お昼ご飯でした。


各自持参のお弁当を

好きな場所で食べていい

とのことだったので、


私は友達と川の近くで

のんびりと

食べる事に決めました。



友達とお喋りを楽しみながら

食べ進んでいると、

後ろから「お疲れ〜」と

突然圭ちゃん登場。



私のすぐ横に

圭ちゃんが座ります。



「何かちょうだい」


「いやでーす

彼女さんにお弁当でも

作ってもらえばよかったのに」


「うわ〜雪のケチ」



こんな具合で、基本いつも

憎まれ口しか叩けません

私……(・∀・)



お昼ご飯を食べ終えて、

圭ちゃんは小学生のお世話が

あるので「じゃ、また後でな」

と、忙しそうに去っていきました。



『また後でな』っていう言葉が

妙に嬉しかったです(´ω`)



キャンプ初日は、皆で山を探索したり、

協力して大きなテントを張ったりと

順調に楽しく過ぎていきました。



夜が来て、小学生は

10時前にもう爆睡状態。


そんな中、中学生は

先生たちの車に乗り込んで

暗い中山へと向かいました。



定番肝試しです(`・ω・´)

NO.8 yuki 12/13(土) 16:52 IP:59.134.203.125 削除依頼

しばらくして、見るから〜に

怪しげな山に車は到着。



グループ分けをして、

男女4人の私たちの班は

トップバッターとして

山へ入っていきました。



暗い山道、懐中電灯の

明かりだけが頼りです。

班員の顔も見えないくらい

真っ暗でした(゜Д゜)



途中、トントンと後ろから

誰かに肩を叩かれて絶叫!


パッと照らしてみると、

木の陰で笑ってる圭ちゃんが!



「圭ちゃんの馬鹿ー!」


「ごめん、ごめん。

でも言っておくけど、

驚かされるお前らより

脅かすために一人で

暗い中隠れてる

俺の方が絶対怖い!!」


圭ちゃん涙目でした(笑)



何とか頂上に着いて、

他の班とも合流。



そこから、先生たちの指示で

近くの滝へと向かうことに。



近くまで行くとババババッて

滝のすごい音が聴こえてきて、


滝を見た瞬間、思わず

「すごー……」と声が漏れました。



暗い中、雫をあげて勢いよく

流れる滝はキラキラ光っていて

本当にめちゃくちゃきれいで!



感激して思わず滝に見とれていると、

何人かの先生達はもう滝の向こう。



「ほら、早くこっち来いよー」

と、手を振っているのが見えて


私達は渡りづらいゴツゴツと

した小さな岩の上をヨロヨロ

渡って先生たちのいる元へ。



途中、私が滑りそうになると

何とグイッと圭ちゃんが

手を引いてくれました(゜Д゜)


心臓バクバクで結果的に

見事に足滑らせました(笑)



皆で撮った記念写真。

私の隣りでは圭ちゃんが

笑顔でピースしていました。

NO.9 yuki 12/13(土) 17:07 IP:59.134.203.125 削除依頼

そして、キャンプ二日目。



この日は近くの海へ

みんなで遊びに行きました。


小学生も中学生も先生も

皆、水着に変身(・∀・)



沢山泳ぎ、沢山笑い、

水合戦も大盛り上がり♪


人生初のスイカ割りも

経験しました!



いっぱい遊んだら、夕食作り。

定番のカレーです^^



野菜担当の私が慣れない

手つきで作業していると、

圭ちゃんが隣りにやってきて


「雪、不器用ー」と

からかってきました。


殺(・∀・)!



だけど、楽しくて

仕方なかったこの後に

私はショッキングな現場を

目撃してしまいました。



圭ちゃんが好きな例の女の子

Yちゃんと圭ちゃんが密着

していたのです(´;ω;`)

NO.10 yuki 12/13(土) 18:16 IP:59.134.203.125 削除依頼

夕食を食べ終えた後、

ベンチに座ってYちゃんが

たそがれていました。



何やらYちゃんの圭ちゃんに

対する気持ちは塾の皆〜に

知られているらしく、


もちろん圭ちゃん含め先生達も

その気持ちを知っていたんです。



すると、先生たちが圭ちゃんを

どこからか連行してきて、

Yちゃんの横に座るよう言いました。



きっと先生達は、少しでも

このキャンプを生徒に

楽しんでもらいたいという

優しさからそうしたんだと

思います。



Yちゃんは、突然隣に

やってきた圭ちゃんに

目を輝かせてたちまち

真っ赤になりました。



先生たちが「ヒューヒュー!」

と冷やかして、もっと

Yちゃんに肩を寄せるよう

圭ちゃんに指示。



「え、はっ?」と、

困りつつも周りからの

コールにぎこちなく

体を寄せる圭ちゃん。



「お熱いっすねー!」と

先生たち写真まで(笑)



これ見ちゃったとき、

言葉が出てこないくらいに

傷ついてる自分がいる事に

気づきました(´・ω・`)



そんなこんなしている内に、

夜のキャンプファイヤーが

始まりました。

NO.11 yuki 12/13(土) 18:21 IP:59.134.203.125 削除依頼

40人近くの生徒全員で

炎の周りを丸く囲って、


先生たちの出し物を見たり

皆で歌を歌ったり

花火を上げたりしました。



そんな賑やかな中、


なかなかさっき見た

Yちゃんと圭ちゃんの

ツーショが忘れられずに

若干落ち気味な私。



だけど隣では、圭ちゃん

能天気にマイクで熱唱(笑)



「ほらー雪達も一緒に!」


突然圭ちゃんが私や友達に

マイクを向けて言いました。


圭ちゃんはニコニコ

楽しそうで。



何だかそんな圭ちゃんの

笑顔を見ていたら元気が出てきて、


この後はいつもの調子で

キャンプファイヤーを

みんなで楽しみました(´∀`)



沢山笑って沢山騒いで、

キャンプファイヤーも

花火も無事終了。



終わった頃にはもう

辺りも暗くなっていたので、

小学生チームは寝る準備に突入。



中学生チームはというと、

何時間でも起きていて

良いというオールの許可が

出ていたので、ワイワイと

広場に集まり始めました。



先生たちは乾杯を始めて、

早くもお酒ガンガンです(笑)



皆、各自仲の良い友達と

ゲームをやったり

トランプをやったりと

賑わっていたそんな時、



「はい、注目〜!」

と、先生の掛け声が

聞こえました。

NO.12 yuki 12/13(土) 18:25 IP:59.134.203.125 削除依頼

皆が一斉にその掛け声が

した方を見ると、そこには

先輩の先生に捕らわれた

圭ちゃんの姿が(・∀・)笑



もうすでに酔いが回って、

ベロンベロン状態の

圭ちゃんと先生。



「今から、圭介先生が

彼女との全てを皆に

話してくれるそうでーす!」



ニヤニヤそう話す先生の腕から、

圭ちゃん逃げようとバタバタ抵抗。



興味深々ノリノリな

生徒たちからは

「イェーイ!」と、

盛大な拍手が(笑)



圭ちゃんを強引に座らせて、


「では、まず彼女さん

のお名前は〜?」


と、先生が質問。



圭ちゃんモゴモゴしつつも、

約束は約束だったので渋々

「……ゆりこ」と

彼女さんの名前を口にしました。



圭ちゃんの口から出た

知らない女の人の名前に

ちょっぴりズキ。



チラッとYちゃんの方に

目を向けると、Yちゃんは

眉間にしわを寄せて

悲しそうにしていました。



「可愛い名前ですね〜♪

では次に、圭介先生は

何て告白したんでしょうか!」



先生の勢いは止まりません。

さすがにこの質問は

きついと感じたらしく、


「ちょっと!それは勘弁

してくださいって!」


と、圭ちゃんが首を

横にフルフル振ります。



生徒たちからは

「先生約束じゃーん!」

そんなブーイングの声が

チラホラ(・∀・)笑



皆が笑って楽しそうに

話を聞いている中で、


私とYちゃんだけは

笑えずにいました。

NO.13 yuki 12/13(土) 22:19 IP:59.134.203.125 削除依頼

ブーイングの嵐と

ゆりこコールに観念したのか、



「だから〜……

ゆりこが好きだよって

普通に言いましたぁ!!」


と、やけになった様子で

圭ちゃん暴露。



周りは「ヒュー!」

と、更にヒートアップ。



その後も、先生からや

生徒からと圭ちゃんに

対する質問は続いて、


そろそろネタも尽きたなと、

圭ちゃんの暴露トークは

30分ちょっと位で終了しました。



ズキズキしながらも、

「あ〜圭ちゃんウケたね」

なんて言っている私の後ろでは、

Yちゃんが俯いて震えていました。



「ねぇ、一年生泣いてんじゃん。」

友達が私に言いました。



私はそんなYちゃんの様子を

見て、先生に恋をするって

いうことはきっとすごく

苦しいものなんだろうなと

そう思いました。



自分だって

胸はズキズキしているのに、


まさか自分がYちゃんみたいに

圭ちゃんにゾッコンになるとは、

まだこの時は思っても

みていなかったんです(・∀・)



酔いつぶれた圭ちゃんは

「もうギブ」と、

フラフラになりながら

その何時間後かに退場。



結局疲れから誰もオールは

しませんでしたが、

こんな感じで二日目の夜は

終わりました。

NO.14 yuki 12/13(土) 22:21 IP:59.134.203.125 削除依頼

あっという間に最終日の朝。



朝、広場へ行くとベテラン

チームの先生たちが

せっせとテーブルに朝ごはんを

並べているところでした。


でも、そこに圭ちゃんの

姿はなし(゜ー゜)



寝起きでボーっとしながら

私が椅子に座っていると

「おはよう」と、

先生が声をかけてきました。



「おはようございまーす」


「昨日は結局最後は

寝ちゃったの?」


「あぁーはい

オール失敗でした」



そんな会話を交わしていると、


「ちょっとあっちのテントで

まだ寝てる若い奴ら

起こしてきてもらえる?」


そう頼まれました(・∀・)



あっちのテント……

圭ちゃんも寝てるテント。



ドキドキと緊張しながら

テントに入ると、

布団にくるまって爆睡

している圭ちゃんを発見!



「「せーの……朝ですよ〜っ!」」



友達と声を合わせてそう大声で叫ぶと、

モゾモゾうなりながら

圭ちゃん含め20代の先生軍起床。


皆、激眠そうでした(笑)



圭ちゃんの寝起きなんて

見るのは、きっとこれが

最初で最後なんだろうなぁ

なんて思った事覚えてます。

NO.15 yuki 12/13(土) 22:25 IP:59.134.203.125 削除依頼

「いたただきまーす!」


と、皆でモリモリ朝ごはん

から最終日も始まりました。



この日は夕方のバスで

帰る予定だったので、


それまでの時間、

ドッヂボール大会や川遊び

などで目一杯最後まで

遊び抜きとおしました!



最後は皆で沢山写真撮って、

名残惜しく思いながら

キャンプ場とお別れノシ



途中のお土産屋さんでは、

圭ちゃんに友達へあげる

ストラップを選んで

もらったりしました^^



夜に地元へ到着。


小学生達が、解散場所へ

出迎えに来てくれた

自分のお母さんの元へ

バスを降りると同時に

一目散で何だかすごく

可愛かったぁ(*´ω`*)



こうして二泊三日の楽しい

キャンプは終わったのでした!



ちょうどこの頃から

圭ちゃんに対する自分の気持ちに

気がつき始めました。



キャンプ後の夏期講習で

圭ちゃんを見ると、

自然と気分が弾んでたり

ドキドキしてたり。



圭ちゃんが格好良いと

いうことは初めから

分かっていたけど。


意識し始めてからはもっと

格好良く見えてました(笑)



そんな、夏期講習も終わりに

近づき始めていたある日のこと。



私は圭ちゃんを目の前にして

ボロボロ泣いてしまいました。

NO.16 yuki 12/13(土) 22:28 IP:59.134.203.125 削除依頼

その日も私はいつもどおり

塾へ行って、圭ちゃんの

授業を受けていました。



目の前で私たちのために

一生懸命丁寧に解説に

励む圭ちゃん。



何だかそのとき、そんな

圭ちゃんをボーっと見ていたら

突然胸がギュウッと

締め付けられるような

気持ちになったんです。



私のこの片思いは、

叶うことも 気持ちが伝わることも

伝えることさえきっとなくて、


誰にも何も打ち明けないまま

自分の中だけでむなしく

いつかは無かった事みたいに

終わってくのかなって、


そんな事を悶々と一人で

考えていたら、本当無意識に

涙がボロボロ流れてきていて。



もちろん、周りにいた友達も

授業をしていた圭ちゃんも

突然泣き出した私に唖然です。



「え、え……雪穂!?」



圭ちゃんが慌てて私の顔を

そう覗き込みました。



私も、まさか皆の目の前で

自分がこんなに泣き出すなんて

全く思ってもみていなったので

軽くパニック状態(・∀・)笑

でも、涙は一向に止まらず。



何とか誤魔化さなくちゃと

考えた結果、とりあえず


「あ、あはははは」


笑ってみたりしました(´∀`)



本当いま思い返してみても、

恥ずかしい、

とにかく恥ずかしい!!!!

NO.17 yuki 12/13(土) 22:32 IP:59.134.203.125 削除依頼

突然泣き出し、笑い出した

意味の分からない私は、


とにかく何か誤魔化さなくちゃと、

ない頭で必死に考えて……



「眼です、眼が乾燥しちゃって!」

そう咄嗟にバレバレの嘘をつきました。



「眼?なに、痛いの?」


「あ、でも泣いたから

もう大丈夫そうです!

……じゅ授業、再開じ……

ぅ……ずみまぜ……」



泣くな、泣くなと考える程、


私を見つめて心配そうにして

くれている圭ちゃんに

何だか余計泣けてきてしまって、


涙でつっかえながら私は

そう言って俯いてしまいました。



圭ちゃんはそんな私を見て、


「うん……分かった!

また痛くなったら

すぐに言ってな?」


そう言って、ぽんぽんと

私の頭を撫でてから

授業を再開しました。



きっと、眼が痛いだなんて

そんな嘘気づいていただろうと

思うけど、私に気を使って

深く追求しないで

くれたんだと思います。



周りにいた友達も

本当に心配してくれて……


そんな皆の優しさに

更に泣けた記憶が

あります(´;ω;`)



その後は何とか泣き止んで、

何事もなかった様に

私も授業を受けました(笑)



そんなこんなで授業は終わり、

私が一人教室で帰ろうと

していたそのとき


「雪穂」


と、圭ちゃんが声をかけて来ました。

NO.18 yuki 12/13(土) 22:38 IP:59.134.203.125 削除依頼

「あ、圭ちゃん……」



教室に二人っきり。


いつもなら私がすぐに

どうでもいい話を持ちかける

ところなのですが、


やっぱりさっきの事が

気まずくって、

私は何も喋り出せずに

固まってしまいました。



「あの……その〜……

さっきは、急に

すみませんでした」



私が何とかそう言うと、

圭ちゃんはフルフルと

首を横に振りました。



「本当にもう大丈夫なの?」


いつもより、優しい

声のトーンで

圭ちゃんが言います。



「はい、もう全然!

意味分かんないですよねぇ

あんなに泣いちゃって」



そう、圭ちゃんには

アハハーと笑って見せましたが


でも、内心笑えないくらい

この気まずい状況に

バックバクしていました。



「俺、あの雪穂が突然

泣き出すんだもん

超びびったよ」


「あの って何ですか、

キャラじゃないって

言いたいんでしょ」


「だって、キャラじゃ

ないじゃん」


「ひどぉ〜!」


何を聞かれるのかと思っていたら、

圭ちゃん全然いつも通りの

調子で話しかけてくれたので

この時、ほっとしました。



しばらくそんな調子で

少し話してから、


「じゃあ、また塾で!」


私がそう言って

教室を出ようとした瞬間、



「雪穂、あんまり

無茶すんなよな」



圭ちゃんが、そう

言ってくれたんです。



私がその言葉に後ろを振り向くと、


「何でも話し聞くから」


私の大好きな笑顔で、そう

圭ちゃんが手を振ってくれました。



この日の帰り道は、また

圭ちゃんに泣かされながら

帰りました(´・ω・`)うる

NO.19 yuki 12/13(土) 22:41 IP:59.134.203.125 削除依頼

そうして夏期講習も終わり、

学校が始まり、気づいたら

もう秋で……。


あっという間に悪夢の

定期考査の時期がやってきました。



定期考査前は、生徒皆

休みの日でも塾への

強制出勤を命じられます。


カリカリと鉛筆の音以外には

何も音がないような

静まり返った学習室で

勉強 勉強 とにかく勉強。



もちろん塾には先生達も

強制出勤なわけで、

その中には圭ちゃんも

含まれているわけで(´ω`)



でも、ちょうどこの頃でした。



圭ちゃん、妙〜に

元気がなかったんです。


何かとボーっとしてたり、

無意識なのかため息も

しょっちゅうで……。



「どうしたんだろう」なんて

考えながら自習していると、

学習室に圭ちゃんがやってきました。



黙々と勉強する生徒を一通り見渡し、

そこにあった椅子に腰掛けました。



そしてまた「ふぅ……」と、ため息。



やっぱり自分の好きな人が

元気ないって悲しいですよね、

私までそんな圭ちゃん

見てたら泣きそうになって。



ギュギューッと苦しくなって

私が机にうつ伏せになっていると


「どうした」


と、後ろから圭ちゃんが現れました。

NO.20 yuki 12/13(土) 22:44 IP:59.134.203.125 削除依頼

「うわっ!!!」


びっくりしてつい大声を

出してしまった私に、


「静かに」


そう冷静に注意する圭ちゃん。



「分かんないの?」


「え、まぁ。

このページ一面」



圭ちゃん、冷たい眼(笑)



「はぁー……ったく、

一個一個考えてくぞ。

で、最初ってどの問題?」



そう言うと、圭ちゃんが

ズイッと私に急接近。


まぁ、勉強教える為なんですが

顔と顔の近さ、10cm弱!



「こ、ここです」


「ここ?あーここは……」



圭ちゃんが、私のシャーペンで

スラスラと問題を解いて

丁寧に解説してくれます。



でも、近すぎて緊張で

頭がうまく回らない!



「……ってこと。分かる?」


「な、なんとか」


「よし、じゃあ次の問題ね」



ちなみに圭ちゃん、

勉強もすこぶるできます。


塾の先生だから当たり前

かもしれないんですけど、

全教科 得意分野みたいな

天才ヤローなんです。


大学も、超一流(・∀・)

超エリートです。



「あぁ〜こう解くんだぁ」


「よし、じゃあ試しに

この問題解いてみな」



そう言われ、圭ちゃんに

監視されながら問題に

取り掛かりました。

NO.21 yuki 12/13(土) 22:46 IP:59.134.203.125 削除依頼

数分後……。



「出来たぁ〜!」



苦戦しながらも

何とか問題を解き終えて

私がニコニコ笑顔で

圭ちゃんの方を向くと、


圭ちゃんは一点を見つめるように

ボーっとしていて、まるで

心ここにあらずな感じでした。



「……圭ちゃん??」



私がもう一度、そう呼ぶと

ハッとしたように

圭ちゃんが私を見ました。



「あっ、ごめん……出来たか?」



そう言って、咄嗟に

作った笑顔を浮かべる圭ちゃん。

何だか堪らなく悲しかったです。



圭ちゃんは、私がこんなに

近くにいてもそんなの全然関係なくて、

全く違うことを考えてるんだなぁって。



圭ちゃんは、私が解いた問題に

大きく丸をつけてくれました。



「やれば出来るじゃん、雪穂〜!」



そう圭ちゃんは笑顔で言って

くれたけど、今も圭ちゃんは

無理してるんだって考えたら

嬉しいどころか悲しくって。



「圭ちゃん……何でそんなに

最近元気ないんですか?」

NO.22 yuki 12/13(土) 22:52 IP:59.134.203.125 削除依頼

無意識に、私は

そう口にしていました。



圭ちゃんは私の言葉に

ちょっとびっくりな様子。



「いやいや、俺は

いつでも超〜元気っすよ」


またそんなこと言って

私に笑ってみせました。



「嘘だよぉ。

だって、最近話してても

全然上の空だし、魂抜けてるもん」


「いや、魂は抜けてない」


「抜けてる、完璧抜けてる!」



すると、急に圭ちゃんが

顔を手のひらで覆って

「あぁ〜」と、もだえ始め


「俺、そんなに態度に

出てたかなぁ」


そう一言(・∀・)



「どうゆう事?」



私がそう聞くと、圭ちゃんは

椅子にもたれながら

元気なさげに言いました。



「例の彼女と……別れました」

NO.23 labo 12/14(日) 18:54 IP:125.55.15.164 削除依頼
ネクストです(^ω^)
更新頑張ってください!!

NO.24 mie 12/14(日) 18:58 IP:210.136.161.166 削除依頼
見てますっ
頑張って下さい(^O^)/

NO.25 yuki 12/14(日) 21:30 IP:59.134.203.125 削除依頼

▼ laboさん

ありがとうございます!

すごく嬉しいです(*´∀`*)

更新頑張っていきますね♪


▼ mieさん

ありがとうございます><

こんなグダグダした文なのに

嬉しい限りです(;_;)

これからも宜しくお願いします!

NO.26 yuki 12/14(日) 21:48 IP:59.134.203.125 削除依頼

例の彼女……



そう聞いてすぐに、

キャンプの時に圭ちゃんが

幸せそうに口にしていた

『ゆりこ』という名前が

頭に浮かびました。



「え……彼女って……

あの、ゆりこさんっていう?」


「うん、ゆりこね。

別れちゃった」



圭ちゃんは、そう言うと

また一つため息を漏らし、

遠くを見るような目で

話しを続けました。



「別に急なことでは

なかったんだよね。

俺が仕事ばっかでここ最近

ずっとろくに会えてなくて、

とうとう振られちゃった」



その時の圭ちゃんの表情が、

あまりに悲しそうだったから


私は上手く返す言葉が見つからず、

圭ちゃんを見つめたまま

黙り込んでしまいました。



すると、圭ちゃん


「なに雪が暗くなってんだよぉ

同情なんかいらねぇからな」


あたしの頭をくしゃくしゃ

撫で回して、無理に明るく

そう言って笑いました。



このとき物凄く胸が痛くなりました。


圭ちゃんが、あのキャンプの日の夜

していたゆりこさんとの惚気話を

聞いたときよりもずっと。



好きな人が、彼女と別れたんだから

本来なら喜ぶべきところなのかも

しれないんですけど、


とてもその時に見た圭ちゃんの

悲しげな様子に、私は

喜ぶことなんて出来ませんでした。



それどころか、ショックすら

受けてしまいました。

NO.27 ゆい 12/21(日) 00:51 IP:219.125.145.64 削除依頼
主さんはじめまして*(^ω^)
うちも主さんと似たような
境遇だから気持ち
めっちゃわかります!('ω`)
頑張ってください、!

NO.28 12/25(木) 19:13 IP:219.125.145.15 削除依頼
上げます!

NO.29 りを 12/28(日) 11:16 IP:59.135.38.175 削除依頼

ひそかに
読んでました^^*

あたしも
塾の先生に
恋してます
(^_^;)

ねくすと
待ってまーす
\(^_^)/


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