『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』グラフィックデザイナーMINALIMAインタビュー

インタビュー

「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」がついに11月 23 日(金・祝)より全国ロードショーとなります!!さらに本作の関連本である『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 魔法のアーカイブ』が11月22日に発売!今回は本作のグラフィックデザインを担当されたMINALIMAさん!作品の魅力、お気に入りのデザインなど様々なことをお話してくださいました!

クリップ

MINALIMA単独インタビュー🎤

世界中、そして日本でも大ヒットとなり、魔法のような“ファンタビ”現象を巻き起こした『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』。

そして今年、『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』が11月 23 日(金・祝)より全国ロードショーとなります‼

これに先駆けて、本作はもちろん、「ハリーポッター」シリーズのグラフィックデザインを担当されたMINALIMAさんにインタビューさせて頂きました✨✨

作品の魅力やデザインについて、たくさんお話してくださいました😍

<MINALIMA>

映画「ハリーポッター」シリーズと「ファンタスティック・ビースト」シリーズの全てのグラフィックデザインを担当されたミラフォラ・ミナさんとエドゥアルド・リマさんのコンビ名称。

ロンドンにはこれまでの作品を展示されている「House of MINALIMA」ショップ兼ギャラリーがあり、多くの「ハリーポッター」シリーズと「ファンタスティック・ビースト」シリーズのファンが世界中から訪れています。

MinaさんとLimaさんのお二人でデザインを制作されていて、「MinaLima」という愛称で親しまれています。

 

「ハリーポッター」や「ファンタスティック・ビースト」のグラフィックデザインを担当したMINALIMA!

グラフィックデザイナーとは、どのようなお仕事ですか?

Mina私たちが担ってきた映画のグラフィックデザインというお仕事は、他のグラフィックデザインとは違うところがあります。小道具や、アイテムなどを使って視覚的に物語をより伝えやすくすることが一番の目的です。キャラクターの人物像や、そのシーンやバックグラウンド秘められた物語をより伝わりやすくすることが映画のグラフィックデザインの役割なのです。

 

ー「ハリーポッター」や「ファンタスティック・ビースト」でどのような作品をデザインされたのですか?

Lima「ハリーポッター」シリーズでは、映画に登場するほとんどの❝もの❞をデザインしました。新聞や、学校に出てくる本、ホグワーツの図書館全て、あとは小瓶のラベル、手紙、小瓶、地図など、とにかく、魔法世界に出てくるものをほとんどデザインしました。

それから、魔法世界に出てくる蛙チョコレートなど商品パッケージから、看板なども制作しましたね。

このように、「ハリーポッター」シリーズの10年間で何千もの作品をデザインしました。

「ファンタスティックビースト」でも同様です。

ニューヨークゴースト紙」というアメリカの魔法使いたちが読む新聞でしたり、アメリカの魔法省(MACUSA)で使われるIDカード、書籍やパッケージなど全てをデザインしました。

ーデザインした中でお気に入りの物はありますか?

Limaこれはなかなか少し難しい質問だね。

Mina忍びの地図」がお気に入りです。

Lima私は「日刊予言者新聞」がお気に入りです。

ただ本当にたくさんのものをデザインして、デザインしたもの全てに対して家族のように愛情をもっているので、どれか1つを選ぶのはとても難しいです。

たくさんの人々に愛され続けている魅力的な世界観

ーそんなお二人のデザインが、今やたくさんの人々に憧れられている「ハリーポッター」や「ファンタスティック・ビースト」の世界観を形作っていったのですね。

Lima最初は「ハリーポッター」シリーズの世界観がこんなに壮大で、世界中で愛される作品になるとは思っていなくて、それに携わることができたのはすごくラッキーなことだと思っています。

Mina本当に幸せなことです。とにかく最初の作品で全力投球しました。原作著者であるJ.K.ローリングと何度も話し合い、デザインに起こし、本当に大変な作業もたくさんありましたが、仕上がった映画を観たときの感動は今も忘れられません。

 

ーお二人は、MINALIMAのコンビとしてされていますが、デザインをされるときは分担をして作業されるのですか?

Mina私たちは、分担をしないのです。

Lima二人が合わさって一つの大きなブレーン(脳)としてデザインを考えているというイメージで、お互いに知恵を出し合い、助け合って制作してきました。

「ハリーポッター」シリーズの6作目からは1人アシスタントを入れましたが、それまでは本当に私たち2人だけでやっていました。

ですが、「ファンタスティック・ビースト」からはグラフィックの数が大幅に増えたので、たくさんの魔法使い(アシスタント)を雇うことにしました。

 

ーMinaさんはLimaさんの。LimaさんはMinaさんの「良さ」は何だと思いますか?

LimaMinaさんは手書きが本当に美しいのです。

「ハリーポッター」シリーズでは、様々なキャラクターになりきって手書きをしてくれたました。例えばスネイプが書いてた手紙であったり、忍びの地図」だったり、一番最初にハリーにホグワーツ入学の手紙が届くのですが、その手紙も全部、その物語の執筆者の人物像をイメージしながら彼女が手書きで書いたのです。

MinaLimaさんは全体像を整理して把握することに優れています。

詳細のディテールを見ていく時に、より広い視野で物ごとを判断していくことが得意です。

デザイン以外にも、例えばスケジュール管理においても締め切りにすごく忠実なので、今まで締め切りに遅れたことはありません。

映画の中ですごく重要な役割を果たしているグラフィックデザイナーのお仕事

ーグラフィックデザイナーになるために必要なことは何でしょうか?

Lima映画のグラフィックデザインでは映画のブランディングからパッケージデザインまで様々な面で関わることになるので、色々な視点から物ごとを見る力が必要になってきます。本のデザインや雑誌のデザインだとか様々なデザインを考えてみたり、様々なことに対応できることが大切だと思います。

Minaまた、私たちの場合、グラフィックデザイナーが扱うのは歴史物や完全なファンタジーの世界だったりするので、調べることがとてもたくさん出てくるんです。作るものが200年前とか100年前のものだったり、完全なファンタジーのものだったりするので、実在しないものを開発するという作業をしているのです。そうやって調べる作業は大変ですが、とても楽しい部分でもあります。

なので、こういった作業に好奇心を持って取り組めることや、「視覚的に何が刺激的なのか?」を調べながら吸収してデザインに取り入れていく力が必要だと思います。

Limaそれから、もう一つ。手で描ける、作れるということもテクニックとして必要です。

デザインを仕上げる上で、絵を描いたり、切ったり、コラージュをしたりすることが大切な作業になりますから。

今はパソコンの技術があり、ソフトウェアに頼る方が多い思いますが、若いうちにこそそのテクニックを磨く時間と機会がたくさんあると思うので、その機会を大事に磨くことができればいいと思います。

ー学生のうちに何かできることはありますか?

Limaまず、学生時代では❝魔法のような時間❞を持っているということに気づいてほしいと思います。

実験の授業では色んなことを体験できるし、仕事の様に誰かの期待を背負うことなく、自由に自分の好きなことに挑むことができるからです。

クライアントがいるわけでもないし、締め切りがあるわけでもない。規制も何もない、まさに今こそ、自分のやりたいことを思う存分やってみて下さい。

そして、自分の探求心をどんどんと広げて、❝自分は何が好きなのか?❞を見つけてみて下さい。

そうすることで、クリエイティブな心を育てることができます。

Mina私は時に、❝時間が戻る魔法があればいいな❞と思うことがあります。

もし、学生時代に戻ることができるのなら、きっともっとたくさんのことを探求すると思います。

ーお二人は学生時代のどんな経験が今に繋がっていると思いますか?

Mina学校ではとにかく自分がやってみたいことをたくさんやってきました。クリエイティブなことをたくさんやってみて検証するようにしていました。

逆に言うと、英語や数学などはあまりやっていなかったかもしれません。

でも、そうすることで自分は何が得意なのかが分かり、それを更に発展させることができたので、これが今に繋がっていると思います。

 

Lima私たちの時代では、パソコンに接する機会がほとんどなかったので、もちろん、フォトショップやイラストレーター、インターネットをも使うことがありませんでした。

そのため、デザインは手作業でやってきました。インターネットがなかったので、自分たちで実際に足を運んで美術館や図書館へ行っていました。

しかしそれこそが、今の自分たちの底力に繋がっているのだと思います。

だから、今の若い人たちには是非自分で手を動かしたり、動かしたりして素晴らしい世界を知ってほしいと思います。

『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』の注目ポイントは⁉

ーお二人がグラフィックデザインを担当した『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』がいよいよ日本で公開されます!

お二人が思う注目ポイントを教えてください!

Lima「ファンタスティック・ビースト」の一作目が好きだった人は、今回の映画は10倍好きだと思います。

ハリーポッターの世界とより深い繋がりがあるからです。

ホグワーツに一回戻りますし、ニュートが通った時代のホグワーツで使う教科書とかワークブックをデザインしました。

1927年のホグワーツが舞台で、ロンドンの魔法省がハリーポッターのように出てきますし、新たにフランスの魔法世界が展開します。

是非、楽しみにしていて下さい。

最後に全国の高校生へメッセージ✨

Lima何かを作る、想像するというクリエイティブなことに興味がある方は、もう是非その道を進んでください。

自分が好きだと思うものを見つけて下さい。

Mina私もLimaさんに同意です。自分の好きなことを見つけてそれに突き進んでください。

Lima自分が好きなことを仕事にできたなら、人生の中で一度も❝働いている❞という感覚にならないはずです…!!

Minaもちろん、好きなことを突き詰めることも簡単ではないし、とても大変なことだけどね!(笑)

Limaでも、その大変さもひっくるめて、きっと喜びに繋がる。だから好きなことをまずは見つけて、そして❝好き❞を磨いてみてください!]

魅力溢れる「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」を是非劇場で!!

インタビューからも、お二人で1つという結束力が伝わってきてお互いにかけがえのない大切のパートナーなんだなと感じました✨✨

すごく優しく、インタビューにも丁寧に答えて下さり、夢はあきらめなければ叶うんだということを実感しました!

そんなMinaLimaさんがグラフィックデザインを担当された「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」11月 23 日(金・祝)より全国ロードショー

さらに11月22日には、MINALIMAさんがデザインを手掛けた作品が紹介されてる「ファンタスティック・ビースト」関連本の『ファンタスティックビーストと黒い魔法使いの誕生 魔法のアーカイブ』が発売となります!

是非細かいところにも注目して見てみてください🙌✨

ファンタスティックビーストと黒い魔法使いの誕生 魔法のアーカイブ』

映画『ハリー・ポッター』シリーズと『ファンタスティック・ビースト』シリーズのグラフィックデザインを手がけたクリエイティブなチーム、MinaLima がブック デザインを担当。映画に登場する小道具などが、取り外し可能なレプリカとなって付録されています。

 

『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 レンズと光の魔法――メイキング・ブック』

豪華なイラストや写真に加えて、キャストやスタッフへのインタビュー、映画のストーリーが紹介され、このシリーズ最新作がどのように製作されたかの全貌がわかる、映画メイキング本。

『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 アートワークのすべて』

映画デザインの過程で制作された 数百 に及ぶ絵画やコンセプトスケッチ、複雑な模型、ストーリーボード、絵コンテ、マットペインティングを掲載。デザイナーたちの深い見識が、コメントとともに明らかにされます。

ハーパーコリンズのデジタル部門責任者兼国際部門担当取締役副社長 シャンタル・レスティボ=アレッシはこうコメントしています。「ワーナー・ブラザース コンシューマープロダクツと持続的な協力関係を持てたことをたいへん嬉しく思います。また、映画のタイアッ プ書籍を多言語や多様な市場でグローバルに出版することや、幅広い読者層へアプローチす ることで書籍と映画の認知を高め られることに大きな喜びを感じています」

ハーパーコリンズの関連書籍は、映画の公開に合わせ、2018 年 11 月 22 日に発 売予定です。

 

ハーパーコリンズ・パブリッシャーズについて

ハーパーコリンズ・パブリッシャーズは世界第 2 位の一般書籍出版社で、世界18カ国で展開。創業 200 年の歴史があり、世界中に 120 以上のインプリントを持つ。17 の言語で毎年約 1 万冊を超える新刊を発行し、その出版カタログは、紙媒体・電子媒体を合わせて 20 万以上の出版物を有する。刊行物のジャンルは多岐に渡り、作家にはノーベル賞、ピューリッツァー賞、全米図書賞、ニューベリー賞、ブッカー 賞 受 賞 者 が 含 ま れ る 。 本 社 は ニ ュ ー ヨ ー ク 。 ニ ュ ー ズ ・ コ ー ポ レ ー シ ョ ン(NASDAQ: NWS, NWSA; ASX: NWS, NWSLV)の傘下。

ホームページ:https://www.harpercollins.com/worldwide/

ハーパーコリンズ・ジャパンについて

ハーパーコリンズ・ジャパンは、世界中で話題の新作や旬のベストセラーをお届けする文庫レーベル「ハーパーBOOKS」や、女性ファンから大きな支持をうけるロ

マンス小説「ハーレクイン・シリーズ」などの優れた作品を、日本のエンターテイメントファンにお届けしています。また、2016 年 4 月からビジネス/実用単行本

を刊行。さらに、日本の書籍マーケットおよび読者のニーズにあわせ幅広いジャンルの作品を刊行していく予定です。

ホームページ: http://www.harpercollins.co.jp/

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